ごきげんようです🙋♂️
今月、4冊目の読書記録ブログ。
今年、直木賞を受賞した『心淋し川』です。
心淋し川(うら淋し川)と呼ばれる淀んでいる
川沿いに暮らす人たちの時代小説。
この小説は短編集なのだけれども
どのお話も
タイトルの通り、心にどこか淋しさ、儚さを感じさせるような人物が登場してきます。
みんな訳あってこの町に辿り着いた人たちですが
不本意な人生に心に淀みを抱えながら、
前を向いて生きていく
登場人物の人間味がとても良かったです。
時代小説特有の言い回しとか難しい言葉に
少し苦労し読むのに時間がかかってしまいましたが
読み終わったら
なんだか優しい気持ちになりましたとさ☺️